Workday Cloud Platformとは
- CPQote
- 2019年2月17日
- 読了時間: 2分

Workday Cloud Platformとは
Workdayの拡張を可能にするPaas
Workdayとは人材管理・財務管理のERPであり、SaaS形式で提供されるのが特徴です。
話を前に進める前に、ここで簡単にSaaSとPaaSについておさらいしておきましょう。
ここでは細かい特徴ははぶき、この後の話に必要な点のみ解説します。
SaaS→ソフトウェアサービスをインターネット経由で提供する。ユーザに対して既にある程度使える状態のサービスを提供する。
PaaS→ソフトウェアを構築・稼働させるための土台となるプラットフォームをインターネット経由で提供する。ユーザはこのプラットフォームを利用して自身でサービスを構築する。
ユーザ目線で考えると、SaaSは最初からある程度使うことの出来る状態で提供されるため自身でサービス構築を行わなくて良いという利点があります。
その反面、カスタマイズ性は限定されてしまうという弱点があります。
それに対してPaaSは、ユーザがプラットフォームを利用して自身でサービスを構築するという前提のため、カスタマイズ性に拡張性があります。
これまではSaaSのみを提供していたWorkdayがPaaS基盤も提供することで、Workdayを利用するユーザや、企業に対してWorkdayの導入支援を行う企業はより拡張性が高いカスタマイズが可能になります。
Paas基盤を持つことでユーザが得られる利点は
ビジネスのニーズに合わせたカスタマイズが可能になる
例えば、以下のようなカスタマイズが可能になります。
・ビジネスプロセスの作成
・WorkdayネイティブなUIの画面の開発
・チャットやソーシャルでWorkdayタスクを実行可能
また、これらをコーディング不要でビルディングブロックを組み合わせるように開発が可能。
リリース予定は?
不明
workdayの公式サイトの最下部には但し書きで、製品としては未発売であり、説明内容には将来の予定が含まれている旨が記されています。
しかし、こちらのサイトを見る限り情報が公開されているようにも見えます...
情報が整理され次第更新します。
発表が2017年の後半にWorkdayがPaasに参入するということで、若干ざわついて記事が出ていました。
それから1年は経っているため、開発は終わりそろそろリリース段階なのではないでしょうか。
まずはアメリカでスタートし、順次日本に上陸するでしょう。
日本に上陸するのは2021年くらいなのでは?と個人的には予想しています。
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